12月5日(日) 鳴門ディープエギング

アオリ強化月間 PARTZ。

前日の日和佐に続き 連チャン釣行。


今期2度目のディープエギング。

前回はシーズン初期だったため,比較的活性も高かったが

今はシーズン終盤。


船頭さんにお聞きしても状況は厳しそうな感じ。

上手な人は2桁,そうでない方は0から1杯と

釣果は両極端だそうな。


ボーズにならないように 気合いをいれてシャクらねば。


今日の釣り人の中に どこかで見たことある人(動物?)が

夏はラオウ(裸王),冬はラスカル君。



出航前から 赤ワインですか〜。



何やら心に秘めたるものがあるようで,いつになく真剣な表情。


7時 釣り開始。

まずは瀬戸内側から。



ラスカル君 後光が差してます。



カスタムペインティング。

このエギで釣るそうな。



秘策はこの50cm足らずの自作短小ロッド。

グリップの方が竿本体より長いじゃないですか?

シャクリ幅は30〜50cm。

時折 チョコッとしゃくるだけ。



ワカサギでも釣るんですか と船頭さんに言われながらも

本日最初の1杯をゲット。



ラスカルは肉食?

ゲソ食ってます。



私も釣らなきゃ。



最初の1杯はエースのエギで。

とりあえずボーズは免れた。



ラスカル君 一人絶好調。

他の誰も釣れないのに ポンポンと連続ヒット!!

得意の決めポーズ。



これこれ …







ようやく2杯目。



今日は最後まで150円エギで勝負。


いい潮がなくなったので,太平洋側へ移動。



波の高さ 0.05m

今日は短くて固いシャクリロッド。

底を意識したシャクリに徹する。



潮が緩い間はコウイカばかり掛かっている。




昼前に ようやく潮が動き

1ノットを超えて だんだん速くなってきた。


大物の実績の高い魚礁ポイントへ。


キロアップのアオリが次々と掛かりだした。




なんとか 私にも キロ近いサイズが。


潮もどんどん速くなり2ノットを超えてきた。


その後も何度かアオリが乗った感触はあるものの,

うまく掛からない。


間違いなくエギを抱きに来て強烈な一撃を加えている。

エギはボロボロに…



船頭さんによれば,キロアップの大型のアオリがエギを横抱きして

噛みついてはいるが,掛かっていない状態のようだ。


しっかりシャクッて合わせているつもりでも,

速い潮の中 大型のアオリがエギを抱く力は想像以上に強烈なので,

アオリが横滑りをせずにカンナに掛かっていないのだ。


事実 潮が走り出して掛かったキロアップのアオリのほとんどは

カンナに掛かっておらず,横抱きしたまま海面まで上がってきた。

抱いたまま掛からずにタモ入れされたり…

海面でエギを離した瞬間に掛かったり…


しっかり掛けるには 底でもう一度合わせを入れる「追い合わせ」が必要とのこと。



試行錯誤をしながら,何とか1杯追加。



ようやく キロアップ。

今日はなぜか♀ばっかり。


アオリは♀に比べて♂の方が2〜3割大きいから

今日揚がった1.3〜1.4kgは やはり♂だった。



潮が悪くなったので 深場に移動。

久々に乗ったと思ったら



ガメラ。

潮が緩むと アオリがコウイカに変わってしまう。


潮で食わすディープエギングだけに

いい潮が終わってしまえば,時合いも終わり。



ラスカル君 余裕の竿頭(9杯) でも反省会?


実はラスカル君 3日前に この船でアオリボーズの憂き目にあい

そのとき一人だけポンポンと2桁釣り上げた若者の釣り方・シャクリを真似たそうな。

リベンジ成功,まさに研究熱心さの勝利。



港に戻り…



魔法の水で アオリ昇天。



6人分の釣果。

今期は2回しか参加できなかったディープエギング。

釣行のたびに何かをつかむことはできるものの,

新たな壁にもぶち当たる。


深いのは水深だけじゃない,ディープエギング。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜28cm 4杯 コウイカ